スペシャル

キーイヌピヨ取材 ~後編~

数々の村を襲い非道の限りを尽くした挙句、金銀財宝を奪い取る凶悪な鬼。そんな鬼を退治するその道のプロフェッショナル集団“桃太郎組”。
今回その頭である桃太郎をサポートする、頼もしきパートナーである犬・猿・雉(?)の皆さんに、
これまで戦ってきた鬼やその戦法、さらには必殺技についてお話を伺った。

――皆さんは犬・猿・雉(?)のキャラクターを演じるだけでなく、実は鬼退治のプロ集団でもあるという噂をある筋から入手しました。
そのあたりについてお話を聞かせてください。

佐々木 : 雉、、、

――それではまず鬼を倒す際に心がけていることはなんでしょうか?

本多 : まず、心がけとかではないんですよね。心がけるというのは自分で意識をしなくてはいけないことじゃないですか。自らやるというのではなく、生まれた時から心は決まっていました。
生まれた時には既に鬼を倒せる力を持っていたみたいな、、、

戸田 : 宿していましたよね。

本多 : そう。

戸田 : 猿に関しては4足動物の犬や、まして足が2本で手がよくわからない雉とはちょっと次元が違いますね。脳が一番人に近いので、下々の者を上手く使いながら楽に鬼を倒そうと心がけています。

佐々木 : え?

本多 : 下々かどうかは後で話しましょう。

戸田 : 攻撃は牙を持っている犬に任せます。吠えさせて威嚇もできますし。雉は困ったときに食べられますしね。

佐々木 : 食料だったの、、、

戸田 : はい。

佐々木 : 、、、。かもしれないけど、私は皆さんと違って飛べますから!
空中から爆弾を落としたり、、、

戸田 : 現代社会の闇みたいな生物ですね、、、

佐々木 : 鬼は飛べませんから。皆さんは陸から攻めるんでしょ?

本多 : そうですね、我々は陸から攻めます。

戸田 : 私は木にも登れますよ!

佐々木 : でも揺すったらすぐに落ちてくるでしょう?私はいざとなったら自分だけ空を飛んで逃げて、作戦を練りなおしてからまた挑戦とかできますから。

戸田 : でも再挑戦しても爆弾落とすことしかできないですよね?

佐々木 : うん、そうだね、、、

――すみません、皆さんチームで活動されているんですよね?

本多 : 、、、はい。普段は良い形で役割分担をして動いています。

戸田 : 何よりも大事なのはチームワーク。

佐々木 : そうですね。

――あまり時間がないので「誰が一番か」という話は別の場所で勝手にしていただければと思います。

鬼退治に必要なのは首輪とタオルと金!

――皆さん月末になると鬼退治に行くと聞いたのですが、鬼退治に行かれるときに必ず身につけていく物はなんでしょうか?

本多 : そうですね、やっぱ首輪?チリンチリーン♪

戸田佐々木 : それ何の役に立つの?

本多 : 私犬じゃん?犬は首輪ないとだめでしょ?

佐々木 : 野犬じゃないよっていう目印?

本多 : そういうことです。ご主人様の飼い犬ですよ!っていうアピールしないと、どこかのセンターとかに連れて行かれちゃうでしょ?大事大事。

佐々木 : そうだね。狂犬病とかも怖いもんね。

戸田 : 私が月末に持っていくものは金銀財宝。お金ですかね。

本多 : なんで鬼退治にお金もって行くの?

戸田 : まあ、私このチームのブレーンですから。鬼を買収してスパイにするんです。そうすれば我々の行動がしやすくなる。買収した鬼のスパイが「寝てるから今ですよ」みたいな。あとは困ったときは「これで勘弁してくれないですかね?」って説得もできる。もう世の中は金ですよ!

本多 : 鬼退治って確か鬼を倒してこっちが金銀財宝を手に入れるんじゃなかったっけ?

戸田 : 買収に使ったお金は鬼を倒して取り戻します。

本多 : なるほどギブアンドテイク!(注:キャッシュバックのことだと思われる)

戸田 : お金はあるだけ困らないでしょう?

本多 : 確かに。お金は多めに持って行こう。

佐々木 : 途中でお金下ろせないかもしれないからね。

本多 : お金ないと電車乗れないしね。

――え?鬼退治には電車で行くんですか?

佐々木 : もちろん!

本多 : やっぱり遠いんでね。歩いて行ったら何日掛かるの?って話ですよ。

佐々木 : 遠いので途中の休憩も大事だと思うんですよね。そういう意味で私はタオルが大事かなって思うんです。温泉とか。

本多 : あー、鬼退治終わったあとの話ね。打ち上げみたいなもんだね。

佐々木 : やっぱり疲れるし、汚れるし。

本多 : タオルってあって困るものじゃないしね。

佐々木 : でしょ!何にでも使えるんですよ。傷ができたらタオルで保護したり止血もできるし。

本多 : ライブで振れるしね!

佐々木 : 鬼退治に向かう途中に何かのライブがあっても大丈夫ですよ。

戸田 : 便利ですね。

本多 : 新幹線とかに乗ったらタオルを掛けても良いよね。

――新幹線にも乗るんですね。

佐々木 : はい。冷房で冷えたりするから大きめのタオルがおすすめです。

戸田 : 旅の必須だね。

佐々木 : 温泉行ったらタオルとか有料のところもあるから、持参したほうがお得。

――なるほど、、、それでは「今までで一番印象的だった鬼退治」のエピソードを聞かせてください。

本多 : そうですね、、、今まで色々な鬼退治をしてきましたからね。

――これまでに何体ぐらい退治したんですか?

佐々木 : 100を超えてからは数えてないですね、、、

戸田 : 今まで食べたパンの数を覚えているのか?って話ですよ。

本多 : ほんと、それ。

――3桁は余裕ということですか?

本多戸田佐々木 : 余裕です。

本多 : そりゃ生まれた時から毎月末に鬼退治にいっていたらすごい数になりますよ。

――先月は3人による連携技で鬼を倒したと聞いたのですが、その必殺技の名前を教えて下さい。

本多戸田佐々木 : そうですねー、、、

佐々木 : 合体したよね。

本多 : 合体するとは思わなかった。1回試したことはあったけど本番でできるとは思わなかった。

佐々木 : 確か突然体が光ったよね。

戸田 : 光った!あれでイケると思った!

本多 : 変身したよね。

佐々木 : ちょっと体が固くなったよね。

戸田 : 雉は空を飛べる。犬は4足歩行。猿は二足歩行。必殺技を使った時、その意味を知りました。あ、こういうことなんだって。

――じゃあその技名を教えてもらっていいですか?

本多戸田佐々木 : そうですねー、、、、

本多 : ウルトラ、、、スーパー、、、えとたま、、、ナイト!みたいな?

戸田 : それ叫んだかも!

――倒しながらイベントの宣伝もしたということですか?

佐々木 : そうです。

戸田 : だからチケット2分で完売したんですよ。

――ちなみに必殺技のポーズを拝見することはできますか?

本多 : 再現するの難しいんですよねー

佐々木 : 危機的状況にならないとなかなか、、、

本多 : 私達も何でもやると思ったら大間違いですよ。

――あ、そろそろ時間なくなってきたので早めにお願いします。

本多 : 心が痛い、、、

佐々木 : なんだろうねこの気持ち、、

手を洗って待ってろ!

――最後に全国の鬼ヶ島の皆さんへ「えとたま」再放送に向けたメッセージをお願いします。

佐々木 : 鬼ヶ島でも再放送観られるんですよね。

戸田 : そっかスマホさえあればね。

本多 : なるほど!

佐々木 : 鬼ヶ島でも観られるということで、私達の活躍を見せれば鬼もビビると。

戸田 : そうだね!

――あれ?皆さん活躍するどころかあまり出てないですよね?

本多戸田佐々木 : いやいやいや。

本多 : 1話から出てますし。バカにしないでください。

佐々木 : 1話を観たら大体分かる!

戸田 : 本編がちゃんと出来ていたのは我々が裏で頑張っていたからですよ。

本多 : 我々が月末頑張っていた成果があそこに出ている訳ですよ。

戸田 : さっきは「出番少ないのは知らない体で」とか言ってたじゃないですか、、、

佐々木 : 月末待っとけよ!

本多 : お前らにも会いに行くぜ!みたいな。

戸田 : 手を洗って待っとけ!(真顔)

本多佐々木 : (小さな声で)、、、手?(ヒソヒソ)

佐々木 : どういうことですか?

戸田 : 首を洗ってだ!

本多 : 考えちゃった。アルコール消毒かな?って。

佐々木 : 風邪予防かと思っちゃった。

本多 : とりあえず手を洗って首を洗って待ってましょう!

――お風呂に入ったあとにぜひ観て欲しいということですね。
皆さん本日はお忙しい中ありがとうございました。